top of page
16_.jpeg

 ©︎ Keiko Miyagawa

宮川慶子
「私たちはどこにでもいる | We are everywhere」

会期:2022年9月24日(土)- 10月22日(土)
時間:13:00 - 19:00
休廊:日曜日、月曜日

会場:Gallery | FARO Kagurazaka
   東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂1F

この度Gallery FARO Kagurazakaにて、9月24日(土)より、宮川慶子「私たちはどこにでもいる | We are everywhere」を開催します。

 

宮川慶子(1991年生まれ)は、平面、立体、インスタレーション、詩作など様々なメディアを使って制作を行い、近年では青森美術館や平塚市美術館で個展を開催。奈良美智氏が選ぶ若手作家選抜「プロジェクトPHASE2014」の受賞や、本展覧会後にYIRI ARTS(台湾)での展示やアートフェアへの出展を控えるなど、今後の活躍が期待されるアーティストです。

 

宮川は、ヒトおよび動物たちの生命のありかたについての思いや、小さくか弱い存在への共鳴や共感を多彩な手法で表現します。

ときにはマクロに、ときにはミクロに生を見つめる宮川の目線は、生きものたちの息づかいを感じさせるドローイング、毛皮の質感を模したようなタッチで描かれる抽象的なペインティング、動物の剥製や陶器を使った大小のオブジェ、毛皮を貼り付けたレリーフ、動物の骨やなどを使ったインスタレーション、心の機微を綴った詩作などに表現され、生物が本来持つ強さとその豊かさと尊厳について、わたしたちに語りかけます。

宮川は2022年よりロンドンに移住して作品の制作を続けています。

毎日の暮らしの中で日本とイギリスとの風景や気候、人種や文化や言語の違いを肌で感じ、「日々、自分はマイノリティの中のマイノリティである」と思うとともに、「同じ姿、形なんてないのだなあと当たり前のことを改めて思った」と語ります。

 

そしてそのような日々の中で人々の横顔を見つめるうちに、あらゆる人に共通する人間性や心の動きをその横顔に見出すようになったという宮川は、多様な生命がもつ多彩な横顔を描くことで、人々の多様さと、その多様さの中に静かに潜む、わたしたちが共通に持つ心の機微を描き出します。

本展によせて:

大きな音から少し離れて、私たちのことを考えてほしい。

当たり前に過ごしている場所や道をたまに見回してほしい。

私たちはどこかに佇んでいるから。

私たちに会えた時、あなたの目に見合える世界がすこしだけ変化すると思うから。

宮川慶子

宮川慶子 | Keiko Miyagawa

 

1991年生まれ

【経歴】

2014 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻 概念領域 卒業

2016 東京造形大学大学院 造形研究科 美術研究領域 修了

2021 東京造形大学 非常勤講師

【受賞歴】

2016 「MONSTER Exhibition 2016」最優秀賞

2014 奈良美智氏が選ぶ若手作家選抜「プロジェクトPHASE2014」

【個展】

2022 「みずの中のあなたと共に」 FARO Kagurazaka(東京)
2020.12.12 - 2021.04.04 「生命は自分自身だけでは完結できないようになっているらしい」 平塚市美術館(神奈川)

2019 「You and I - あなたとわたし -」 HAGISO(東京)

2019 「他者の総和 - every one -」 Gallery Yukihira(東京)

2018 「Grassy」 spase_yuu

2018 「Under the bed」 spase_yuu

2017 「filtlation」 gallery fu(神奈川)

2016 「Close yet far」 galerieH(東京)

2015 「Paresthesia」 galerieH(東京)

2014 「As I pray for you and me」 青森県立美術館 八角堂(青森)

2014 「As I walk inside you」  galerieH東京)

2013 「向こうの入り口」 gallery 元町(神奈川)

 

【グループ展】

2022 「気になる!大好き!これなぁに?こどもたちのセレクション」 平塚市美術館(神奈川)

2022 「いんすぴ」 パークホテル東京Corridoe Gallery 34(東京)

2022 「BEYOND」 333gallery(台湾)

2022 「small works」 FARO Kagurazaka(東京)

2021 「gift from.....to.....」 gallery fu(神奈川

2020 「gift from.....to.....」 gallery fu(神奈川

2020 「SICF21」 スパイラルホール(東京)

2019 「gift - Green Box -」 gallery fu(神奈川

2019 「- 異界への扉 - 冬の所蔵品展」 平塚市美術館(神奈川)

2018 「迷宮の悪夢」 gallery fu(神奈川

2017 「浴槽とヒタキバを巡る小さな冒険」 宮の湯(銭湯跡地)(東京)

2016 「冬の所蔵品展」 平塚市美術館(神奈川)

2016 「Oni no Hashi/little by littele 前川ひな/宮川慶子 2 人展」 MASATAKA CONTEMPORARY(東京)

2016 「MONSTER Exhibition 2016」 渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京)

2016 「東京五美術大学連合卒業修了作品展」 国立新美術館(東京)

2016 「東京造形大学大学院 修了論文/制作展 ZOKEI 展」 東京造形大学(東京)

2015 「ぺコちゃん展」 平塚市美術館(神奈川)

2014 「祈りのグラデーション」 東京造形大学(東京

2014 「うつろいつつうらうら」 アートラボはしもと(神奈川

2014 「掘りごたつハリケーン」 The Artcomplex Center of Tokyo(東京

2014 「東京五美術大学連合卒業修了作品展」 国立新美術館(東京

2014 「東京造形大学卒業修了制作展 ZOKEI 展」 東京造形大学(東京

2013 「銀座彫刻博覧会エストネーション銀座店開店5周年記念展覧会」 エストネーション銀座店(東京)

2013 「池田満寿夫 入江明日香 井田大介 宮川慶子 高橋亜弓 5 人展」 番町画廊(東京)

2013 「I //// My ( )遠いところに結んでみる、近いところをほどいてみる 村田紗樹 / 小口菜緒実 / 秦義也 / 宮川慶子」

    Vague Art Complex Bar(東京)

2012 「交換日記的 <CORRESPONDENCE>」 東京造形大学(東京)

2012 「Light room vol.10」 大倉山記念館(神奈川

2012 「静脈果実 Light room vol.8」 ブラフ 18 番館(神奈川

 

【イベント】

2020 「アーティストトーク」 平塚市美術館(神奈川)

2018 『SakSak#6 「ドゥーワップに悲しみをみる」奥誠之個展 朗読担当』 blanClass(神奈川)

2014 「奈良美智、宮川慶子、伊藤早樹子、永井天陽 座談会」 青森県立美術館(青森)

 

【ワークショップ】

2021 「自分だけの不思議な生き物を描こう」 平塚市美術館(神奈川)

2019 「植物標本ハーバリウムをつくろう」 西日暮里niri(東京)

2019 「植物標本ハーバリウムをつくろう - Porque meets Artist vol.4 -」 COUZT CAFE+SHOP(東京)

2017 「チョコレートでありがとう」 神奈川県立地球市民かながわプラザ(神奈川)

2014 「樹脂粘土で変身しよう!」 青森県立美術館(青森

2014 「きらきら波もよう」 アートラボはしもと(神奈川

【アートフェア】

2021 「ART TAIPEI 2021」 333Galleryより出品(台湾)

2017 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2017」 福岡ホテルオークラ(福岡

2016 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2016」 福岡ホテルオークラ(福岡

【作品所蔵】

平塚市美術館

bottom of page